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2017年10月30日 (月)

誕生日in川越

大晦日や誕生日前日、カウントダウンな時間帯になってくるといつも何だか落ち着かない。なにかやり残したことはないか、やっておくべきことはないか。絶対にあるような気がする、やっておきたかったことが。思い出せないことが。

…今年は金曜日。当日は姉がわざわざ休みを取って川越に招待してくれた。いいとこだよ、おいしいお蕎麦ご馳走してあげるよって。

ワー。

川越って素敵なとこだというので行ってみたかったのだ。ありがたいなあ、ありがたいなあと甘えてしまうことにした。姉のアテンドでいざ川越アドベンチャー。

 *** ***

当日は、奇跡のように素晴らしい晴天に恵まれた金曜日。
(これで一年分の幸福は使い果たしたかも…。)

母と姉と三人で気楽なもんで、こういうのはいいもんである。連れてってもらったのが古民家カフェならぬ古民家蕎麦屋。非常に素晴らしいナイスな蕎麦屋である。さすが我が姉のセレクト。
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編みねこもミノムシにして連れてってやったのだ。
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新蕎麦だと聞き喜びに舞う二匹。
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創作料理もとっても気が利いてるのだ。日本料理ってやっぱりなんて上品でおいしい美しい食べ物なんでしょう、としみじみ。

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蕎麦懐石。

先付は嶺岡豆腐(牛乳と白ゴマを葛でよせた店のオリジナル秘伝レシピだそうな。白和えの和え衣部分が固まったようなイメージの食感。)わさびが効いて、なめらかでこくがあって大層な美味。出し巻き、豆腐田楽も上品な味付けに感動。きのこの葛あんよせ、このあんの絶妙のだし加減と生姜の香りが、その、ナンダ、料理人のおセンスなんだろうなあ。

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お吸い物はふたを開けたらふわあっとあたたかい出汁と柚子の湯気の香り立つ幸福な一椀。お正月の、母の拵えるお雑煮思い出すんだな、この柚子の香りのお吸い物って。

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玄挽き蕎麦は残念ながら新蕎麦じゃないということで、少ししょぼみつつ、でもいいの、野趣あふれる玄挽きセレクトに悔いはない!の顔。

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透き通って輝く更科の方は北海道産の新蕎麦だよ。(ちっちゃいポケットカメラでそそくさと撮るのであの透明感がうまく撮れてない。)(くやしい。)

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天ぷらは、野菜やスズキとキノコのはさみ揚げ。これがだな、熱々で、サクっと音がしたのヨ、ほんとに音がしたの、サクって。ウチの天ぷらはふにゃっていうよねえ、などとしょうもないおしゃべりでたわいもなく開放感。ファミリー女子会である。

デザートはひんやりした蕎麦の冷製、葛よせ、小豆餡。
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姉「これ、サイコー…」

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(窓からの風景、蕎麦屋中庭)

いやあ、お天気に恵まれて、目に入るものすべて大層うつくしく輝いて見える平和な秋の日、なんだかほんとうに、ありがたいこってす。

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午後は、氷川神社で七五三のめでたく可愛い風景をたくさん見た。

両親に手を引かれるめかしこまれた幼子というのは実に愛らしいものである。存在するだけで無条件に愛されている、このような存在が世界を優しいものとするたったひとつの救済なのやもしれぬ。

彼らがかっこいい巫女さんに伴われて神主さんに祈祷してもらってる風景も見たし、様々な思いをもっておみくじを引く老若男女、はしゃぎまわる修学旅行生の群れの中を平和に歩くこともできた。樹齢600年のご神木にもぺたぺた触ってきた。
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そして川越の観光メインストリート、菓子屋横丁。
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ここは大変たのしいとこである。名産の芋があふれておる。イモだらけといってもよい。ということで、店頭看板の「おいものビターなカフェラテ」に正しく引き寄せられた。

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ひとやすみでお茶。ちなみに姉と姪っ子は「芋娘」としてその芋好き(サツマイモね、甘いヤツ。ヤマイモやジャガイモやエビイモじゃなくて。)っぷりを広く知られてものである。

ちょっと大正浪漫な和風のたたずまいの仏蘭西料理屋「初音会館」の別館カフェ。窓の外は昼下がりの陽だまりに憩う人々の風景。ビターなエスプレッソに焼きいもアイス。これをサクッとしたゴーフレット様や芋チップスですくって食べた後は無糖のカフェラテ部分にくるくる溶かし込んでおいしくいただいてしまう楽しいおやつスタイルである。

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楽しいおやつは結構な正義だと思うな、オレ。

お姉ちゃん、ほんにありがとね。

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