2007年7月 1日 (日)

お犬さま meets お犬さま

 姉一家のアイドル、ヨークシャーテリヤのリク。

 3月3日に義兄と姪っ子の大共謀(姉の許可なし・既成事実の事後承諾)によって、ペットショップからやってきたときは、体重400g。手のひらに収まるほどの、小さな小さな、頼りない、危ういほどにかそけき命。

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 この可憐さとうまれたての儚さの段階も順調に乗り越えた彼、家族の一員として、姉一家の深い愛情に包まれてすくすくと育ち、既に体重は2kgを超えた。

 お腹はぽってり、抱くとずっしり。
 (でも、三国一の愛らしさは、相変わらず。)

 …ということで、ヤマモモ、本日初めて、専属カメラマンとして、彼の公園お散歩のお供をした。

 車で10分程度、近所のちょっと広い公園。母と姪っ子は、事前に、コンビニエンス・ストアでおやつのアイスと干し梅を買い込む。その間、車の中で、クンクンと心細がるリクのお守りを任され、基本的に犬苦手のヤマモモ、しばし途方にくれる。
 「怖くないよ~、怖くないよ~、ぺぺんぺんぺん♪」と不器用に体重2kgを温かい柔らかい震える仔犬を抱きかかえ、背中をぽんぽんとたたいて犬守り歌なぞ歌ってやり過ごす。

 (ヤマモモ母→井村屋小豆アイス ヤマモモ姪→カップのチョコアイス。「バアちゃん買ってくるね。小豆アイスでいい?」「ダメ!あっあのね、抹茶もダメ!」(えー、抹茶が嫌いなんて、我が姪のくせに、お子ちゃまだな!)「じゃあ自分で選びなさい!バアちゃんは、な~んでも好きだな~。」「…どーでもいいから早くしてくれい~!」)

 公園は、緑の匂い。
 …ああ、やっぱり、いいな。日曜日の公園の、空と風と、緑に包まれた、人々。

 リクも、どうもクローバーが楽しくて、喜んでいるようであった。

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 クローバーの甘い香りに身を沈め、しきりに何か探している身振り。(四葉か?リク!)
 白い小さな花と緑から、ぽんと顔を出す。

 …いくら犬が苦手であっても、やはりこれでは、可愛いという言葉を発せざるを得ない。

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 …そして、日曜の公園散歩においては不可避として宿命的なイニシエーション、「他者」(他犬)との邂逅である。 

 …何しろ彼は、生まれながらのお座敷犬である。
 人によって愛玩用につくられた遺伝子、人によって愛玩用に育てられた生物である。生まれたときから、飼育環境をコントロールされた人工の環境、すなわち人の間で育った、いわば、「人間」犬。

 果たして自分が犬であることがわかっているのだろうか、と、ふと疑問を感じた。

 つまり、公園デビューをした際、ヒトに対しては、節操がないほどに誰彼かまわず飛びつき、抱きつき、ぺろぺろなめて大好き大好きー、と、愛情表現をするくせに、初めて他の犬と出会ったときは、ものすごい恐れようだったというのである。

 

 公園体験数回目の今日、果たして!

 Meet
 「怖いよう~」
 「大丈夫!ホラ、優しい顔だよ。」

Meet1
 見つめあう二人。
 (ワシまでドキドキしてしまいました。…何だか、素敵。)

  DOG MEETS DOG.

  

  次なる出会いは、チワワ君。
  Meet2
  …相手が同サイズだと、より大胆になるらしい。

 

 緑の風、シロツメクサの香りに包まれた、こんな日曜の午後。

 シロツメクサで首飾り、作らないの?と尋ねたら、そんなの、作れるの?なんて姪っ子の答え。

 飼っていたミニウサギがクローバーが好物だったので、いつも摘みに行った近所の空き地、あんまりおいしそうに食べるので、一緒に食べてみたときの意外な不味さ、幾通りもの首飾りやティアラの編み方を友達と教えあったりした風景の、さまざまの記憶が、いささか遠く、ほの甘い。

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2007年3月11日 (日)

お犬さま

お犬さまがやってきた。

…我が家にではない。姉んちである。

姉にナイショで、義兄と姪っこが共謀して、義兄のヘソクリで買ったそうである。
(お姉ちゃん大怒り)

実は、私は、生き物が苦手である。
(人間も含め。)

特に犬。小さいころ、野犬の群れに追われた思い出、友人宅の犬に妙に気に入られてしまい、行くたびに、おびえる私に飛びかかり、泥足で組み付いてきたカレの思い出。

だがしかし、血統書つきお座敷犬、ヨークシャーテリヤの赤ちゃん、

…こりゃー、そりゃー、夢中になるだろう…

動くぬいぐるみである。

犬を愛さない私を、つぶらな瞳で見つめ、すりよってきて、手や顔をなめる。

穢れないとは、こういう顔のことか。

そんなに、信頼の目で見ないでくれい、と、ただただ汚れた自分を哀しみつつ、やっぱり犬は、どうあってもいろんな理由で苦手だなあと思いつつ、…とりあえず、愛らしさに、脱帽。

…いいなあ、生まれただけで、肯定されてる感じって。

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