2008年10月18日 (土)

ヘイト船長とラヴ航海士

鈴木慶一

白髪のおじいさんになってしまって、そうして、彼だからこそ、今だからこその、深みを備えた、ソロ・セカンドアルバム。

…口当たりは、よくない、と思う。
とっつき、悪し。

だが、スルメイカ・ミュージック。

幾度も、幾度も、噛み続けると、じんわり、深々と心に染みとおり、ハマってゆく。
20年以上も前のフォークソングみたいな「スカンピン」が、今、このときに「sukanpin again」になってしまった、この軽く優しいメロディあたりが、かなり、泣けてしまう。
時間と時代の重みを感じさせる。

人生を、一生を、その、世界とのかかわりを、柔らかなあきらめの美学の中に、(それなりに甘く、優しく、苦く、深く味わい深く。)鑑みようとしている、ような気がする。

「俺たちスカンピンの、ブルー、ブルー、カラー♪」、と謳いあげた、あの、20年前のスカンピン・ブルースの、「若者の貧乏美学」すら、古きよき美しい懐古の甘さの憧れとなる。

もっともっと、優しく、軽く、扇情的な要素のない、静かな表情で、この切なさを歌ってみせる。

「スカンピンだ。拾う星があるのなら、まだいい。」
「スカンピンだ。吹きだまる場所があるなら、まだいい。」
「スカンピンだ。集める悲しみあるなら、まだいい。」
「スカンピンだ、煙草一箱分ほどの、一生だったかな。」

…まだまだ、あんまり、聴いてない。
(寝る前にかけているので、いっつも途中で眠ってしまっているせいもある。)
これから、じっくり、何度も聴いて、少しずつ、心にしみこませて、もう少し、感じてみたい、考えてみたい。

…さて、我がルーティン、相方のランチ制作。

木曜日は、無国籍田舎パンサンドランチ。
辛子バターに味噌練り胡麻ネーズ、醤油ベースのローストポークにサラダ、サーモンサラダチーズ、マヨチキンとレタス、つまみ菜。
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金曜は、小女子胡桃の佃煮、小松菜おひたし、もやし青海苔辛子胡麻たっぷり酢びたし、焼き豚の残り半分、枝豆、パプリカ、シシリアントマト、ワカメご飯、小梅ちゃん。
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2008年9月29日 (月)

日曜の夜の、唄

ヤマモモは、疲れやすい。

食い意地ははってるが、いかんせん腹弱なので、食べ物を摂取したあとは、ぐったり休む。 「胃弱のクセに大メシを食らう」と、「猫」に揶揄される「吾輩は猫である」の苦沙弥先生のごとくである。

…ということで、夕食後は、身体を縦にしておられず、「中山式快癒器」(知る人ぞ知る!)の上に横たわるのだが、このとき、眠れもせず、おきてもいられず、目も開けられないので本も読めず、なので、香をたき、音楽を聴くことだけが、可能な幸せである。

で、日曜の夜だけ解禁しているプレイリスト。

Randy Newman / Sail Away
Shape of my heart / kimura akiko
Angie / Rolling Stones
What a wonderful world / Louis Armstrong
The piano has been drinking / Tom waits
Who by fire / Leonard cohen
Lemon tree / Peter Paul & Mary
Hallelujah /  Leonard cohen

…もう、明日など、来なくていいのに、と思う、夜である。

Cosmos
リビングには、母の摘んできてくれた、秋桜が、ひらひら。

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